なんの因果か、ただの悲しい偶然か、P171の見出しに「ニ、ニ、ニーチェかサルトルか。みんな悩んで大きくなった」と野坂昭如さんが歌ったCMソングの歌詞を掲げた『VOW31周年デラックス』が発売された12月9日(水)、その野坂さんが亡くなってしまいました。
写真は、VOW巨大特集を敢行した『宝島』1992年12月24日号に登場していただいたときの誌面(聞き手はカーツ佐藤氏)。なんと野坂さん、VOWの大ファンで、単行本はすべて持っている上に投稿をされたこともあるとか!
「VOWおもしろいもんね。つまりあぁいうね、ムチャクチャっていうか、非常におもしろいすねボカァ見てて」
「佐渡島行ってね、“サドのマゾ”っていうそれをね、投稿したことあるの。ずいぶん前だったなぁ」
サドのマゾ? そんなの載ってたっけ? まさかボツに……?
このあと野坂昭如さん、『VOW MEGA-MIX!!?2』にも一日総本部長としてご登場。こちらはただ今、バックナンバー確認中。なにしろ年々記憶が曖昧になっていて、画像の『宝島』VOW には蓮舫さんからも「VOWは、2年位前にマネージャーさんから教えてもらって以来、いつも読んで笑っています」というありがたいお言葉をいただいているのですが、あららー、すっかり忘れていましたねー。
覚えていれば、去年東京駅で会ったとき声をかけたのに!(←かけるな〜)
VOWは『sweet』の連載だけでなく、『smart』2月号にも乱入。そちらでは、11月に亡くなった水木しげるさんの思い出を書いたばかり。水木さんにもお世話になったんですよねー。
野坂さん、水木さん、ありがとうございました。