2015年、41年間の歴史を閉じた雑誌『宝島』。とうとう日本のサブカル、いや雑誌文化の終焉か。VOWはいったいどうなるのか。『宝島』の休刊とともに、雑誌界から爆笑やオマヌケ、噴飯脱力図画工作の灯は消えてしまうのか(←なぜ図画工作)。
多くの心ある男どアホウたち、女どアホウたち、そしてバイセクシャルどアホウたちが嘆き悲しみ、生きる気力を失くしたといっても過言だろう。過言なのか!!
しかし、世の中どっこい捨てたものではありません。VOW担当宝島社ヤブちゃんが、あの超人気女性ファッション誌『sweet』編集長におっかなびっくり打診したところ、なんと「じゃあ、VOWの連載はうちが引き受けましょう!」との返事。
なんという侠気(おとこぎ)。いや、女性ですけどね。つまり、なんという女丈夫。これ、褒め言葉になっているのでしょうか。なっていなかったらごめんなさい。
真面目な話、雑誌文化はまだまだ全然終わっていなかった。
しかも、編集長だけでなく、担当になってくれたMさんが、これまたなかなかの女傑。彼女から届いたメール。
「VOWは私が小学生のとき、祖父が持っていたのを読んで感動したのが始まりなので、こんな日が来るとは! と再び感動しています」
オレは宮武外骨か!?(←そんないいもんであるわけがないし) あ、初代総本部長・渡辺祐(タスク)氏の頃ですね、きっと。あれはたしか前回の東京五輪の頃だった。
で、ついに発売されたのが『sweet』12月号。イスタンブールロケまである緊張感ありあり、ゴージャス感ありありの誌面で、いったいVOWがどれだけ浮くのか。
怖いものが見たい人は、雑誌を買って確認を!
ちなみに、表紙に「まわし美人」とあって「おっ、スー女?」と思ったら「着まわし美人」でした。オレは、スペースチェックドレス¥28,000ってのが気に入ったなー(←熟読してます)。