作品の解説:
ハゲ(お客)だけでなくブス(店員)にも優しい優良店で、思わず涙が出てきますね。(東京都/w-w)
この令和の時代に、ここまでの「どこ吹く風」感はすごい。いますぐ本当に行ってみたくなっている俺がいる。
作品の解説:
今の流行は、ズボンの切れ目から性器を露出させるのが流行っているのかな。(大阪府/みかん)
本当に迷惑な輩ですよね! ……と、きっちり苦言を呈しておきつつ、もう20年以上も前、わたくし総本部長が犯した同じような過ちを、ここに告白したいと思います。あれはまだ20代のころ。夏休みにタイへ遊びに行き、乗り合いのモーターボートでダイビングスポットへ。見たこともない魚たちとたわむれ、美しい海を大いに楽しみ、後ろ髪をひかれる思いで帰りのボートに乗り込みました。そしたら、そのボートのエンジンが洋上で「ぷすん」と動かなくなってしまったのです。どれくらいでしょうか、しばらくの間、わたしたちは激流の木の葉のごとく沖合の荒波にもてあそばれました。エレベーターでも酔うわたしは、すぐに酷い船酔いとなり、すっかり朦朧としていたのですが、ふと、向かいに座った西洋の妙齢の御婦人が、大きな目をガッと見開いて、わたくしの下腹部のあたりを凝視しているのです。なんだろう……と途切れつつある意識の中で青白い手をやれば、あろうことか、海パンの脇から、あのー、そのー、おそれおおくも、おのれのもの、が、ですね、しなくていい「こんにちは」のご挨拶をしており……。わたくし本体とおなじく、ぐったりしたようすで。ほどなくエンジンは復活し、無事に港へと帰還したのですが。どうして、あんなことになったのか。その節は本当に申しわけございませんでした!