案外、宇宙も身近になったものです。(岡山県/つろっこ・45歳・男)
みかん狩りにでも行くような感じだよな。
「街のヘンなモノ!VOW」が人知れずスタートしたのが2013年の夏。なにしろコンセプトが“大人の隠れ家”(ウソ)。その甲斐あって、宝島社の某局長は2か月ほど前に会ったとき「へー、VOWのウェブサイトってあるんだ? どこに?」と。驚きましたねー。宝島社担当のヤブちゃんも、そこまで隠し通したとはたいしたもの。ふつう金の流れとかで上司にはバレるだろっての。……あっ、ひょっとして金が流れていないとか?
しかし、さすがは面白いものに敏感な読者の皆さま。ろくに宣伝もせず看板も出さず、ひっそり営んでいたこの「街のヘンなモノ!VOW」に、予想外に多数の投稿をしていただきました。インターネットの力ってすごいよな(←そっちかよ)。いやいや、『月刊宝島』の連載など紙媒体VOWのお客さん(投稿者)が年々常連さん化する一方、大人の隠れ家なこちらは、むしろ逆に初めてのかたが多いという不思議。
これは、ただ紙媒体が不振なだけということなのかもしれませんが、そんな辛気臭い話をしても仕方ないので、ここで本題です。ウェブサイト「街のヘンなモノ!VOW」がはじまって約1年半。みなさんの投稿から選りすぐりのネタを掲載した『VOW30周年スペシャル』(宝島社)が発売されたのです。つまり、不振な紙媒体にあなたの投稿が載っているかもしれないのです!!
不振って言うな!!
これがけっこう出足好調。ゲストでご登場いただいた岡本夏生さんも、TOKYO MX『5時に夢中!』の冒頭、ゴージャスなグッチのコート姿で大々的に紹介してくれました。あとは、巻頭で「国語、算数、VOW、社会」という素晴らしい教育改革を訴えてくれた森山直太朗さんが、2015年のツアー“西へ”で「VOW(独唱)」を歌ってくれるのを待つばかり。
皆さん、売り切れる前に早く書店かネットで購入を! 版元は売り切れる前に早く増刷を!